羊水が無い?赤ちゃんは低体重児!陣痛促進剤での出産の記録(3)
こんにちは。
ママライターのゆきです。
すっかり更新が遅れてしまっていましたが、私の出産体験記はいよいよ!陣痛促進剤の投与の回です。
以前の記事はこちら!
さて、破水したわけでもないのに、羊水が少ないと言われ続けて、とうとう38週の検診では羊水がほとんど無くなってしまった私。
陣痛促進剤で早めに赤ちゃんを出しちゃいましょう!という先生の判断のもと、検診に来た時のまま入院することになりました。
入院の手続きを終えて、先生から陣痛促進剤を使うことに対するリスクについて説明がありました。
この薬はその名の通り陣痛を引き起こすものですが、
・薬が強く効きすぎてしまって過剰な陣痛が来てしまうことがあること
・それによって子宮が破裂してしまうことがあること
・陣痛による強い子宮収縮を受けて赤ちゃんに影響が出てしまう場合があること
という副作用がまれに出ることがあると言われました。
特に私の場合は羊水がほとんど無いのが大きな不安材料でした。
羊水は赤ちゃんを守るクッションのような役割をしています。それが無いということは、陣痛の時に子宮が強く収縮をすると直に子宮の壁に押しつぶされてしまったり、へその緒が締め上げられて赤ちゃんが呼吸できなくなってしまう可能性があるということ。
ひどい場合は脳性麻痺になってしまう場合もあるのだそうです。
そういった説明を受けて、「じゃあ陣痛促進剤の投与の同意書にサインしてね〜」と言われる私。
いや、じゃあ…って言われてもめっちゃ怖いやん!
リスクといっても、こういう問題が起こるのは0.02%(すみません。ちゃんと覚えてないのでこの確率は正確ではありません)だけだから!って言われて
「ほな安心ですわ〜」なんて言えない。
でも今まさに赤ちゃんが苦しいかもと思うと、もうやるしかない!という気持ちでサイン。
不安はめっちゃある。
それに、それに、自然に産みたかった。
でも出来ないならもう仕方ない。
出来ることを精一杯やろう。
いよいよ陣痛促進剤を投与する日。
自分のベッドで手術着のような前開きの服に着替えます。下着はパンツだけ。
大部屋だったので赤ちゃんが泣いたり、モニターの音がしたり、色んなことが気になって、昨晩はあまり眠れませんでした。
そして朝10時。
陣痛が起こっているわけでもないけど陣痛室に自分の足で向かいます。
中はさながら戦場。うめいたり、ぎゃー!と叫んだり、妊婦さんの反応はさまざま。カーテンで仕切られているけどみんな本当に辛そう。そして旦那さんはだいたいオロオロしてる(笑)
そんな戦場に無傷の私がひとり。もう壮絶すぎて、自分の何事も無さとのギャップがすごくて、ポカーン。さて、もうすぐ私も共に闘いますよ!
そんな気持ちで、私もお腹に赤ちゃんの心音を聞くモニターとお腹の張りを見る機械を付けて、点滴を開始。
30分ほどすると5分〜10分間隔で定期的な張りが!!
あらもう陣痛が来た!?でもあんまり痛くない?ん?張ってるのかな?
看護師さんとも談笑できる余裕あり。お昼ご飯もモリモリ食べたし。
看護師さんによると、子宮の収縮が弱いのでこれは本陣痛ではないらしい。
この日は金曜日。
午前中の投与を終えて本陣痛は来ないまま。
すると、また月曜日に仕切り直しと言われてしまいました。
え〜!!赤ちゃんは羊水が無くて苦しいのに月曜日までほったらかし??もう帝王切開してくれたらいいのに!
と思ったのですが、帝王切開は本当に最後の最後の手なんだなぁとこの時思いました。(病院によって方針は違うと思います)
出産記は次で終了!↓
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