大阪女の徒然日記

交際半年で復縁婚した三十路女が語る恋愛や結婚や育児・子育てのあれこれ

排卵障害だった私がクロミッド(排卵誘発剤)を飲んで一周期で妊娠した話。

こんにちは。

ママライターのゆきです。

 

これまで恋愛や結婚をテーマに書いてきましたが、今回は妊娠について書きます。

女性の身体に関して細かに書いていますので、興味のある方だけ読んでいただければと思います。

記事ごとにカテゴリーを付けていますので、興味のあるカテゴリーがあればクリックしてみてくださいね。(カテゴリーは記事タイトルの下にあります)

 

妊娠する周期からこの葉酸を飲んでいました!

 

 

 

私は昔から生理不順で、周期が長い(40日〜50日周期)のが悩みでした。

中学生や高校生の時は30日周期だったのですが、大学生になってお酒を飲むようになったり生活が不規則になると周期はどんどん伸びていきました。社会人になるとストレスもあるせいか、周期が長くなったり短くなったり安定しないことがほとんどでした。

それでも病院に行くのは気が重く、結婚直前に婦人科を受診しました。いわゆるブライダルチェックです。

 

検査をしてみたところ、排卵障害という診断。

排卵障害はその名の通り、通常は28日周期で排卵されるはずの卵子がうまく排卵されていない状態のことをいいます。実に不妊の原因の30%を占めるそう。

 

診断結果を聞いて、おかしいとは思っていたものの、「やっぱり問題あったんや。彼になんて伝えよう。」と落ち込みました。

 

 

ちなみに、一口に排卵障害と言ってもいくつかのパターンがあります。

排卵自体がなくなっているケースや、卵胞が育たないケース、排卵できないケースなど。

またその原因も、高プロラクチン血症や多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)などホルモン分泌や卵巣の機能に問題がある場合もありますし、ストレスや体型(痩せすぎ・太り過ぎ)も原因の一つ。

これら様々な要因が複合的に絡み合って引き起こされると言われています。

 

 

産婦人科では経膣エコーで卵胞チェックを受けました。

生理開始日を1日目として、卵子はだいたい14日程かけて大きくなり、卵胞(卵子を包んでいる袋)がおよそ20mmより大きくなると排卵するのですが、私がエコーで診てもらった時は「うーん、育ってないなぁ」と先生は渋い顔。

その時、前回の生理がきてから60日以上経っていました。のんきにブライダルチェックなどと言っている場合ではなかったですね…

診断としては、排卵自体が無くなっているわけではなく、卵胞が育つ力が弱くてゆっくりゆっくりしか成長しない様子だということ。

 

 

そこで先生に処方されたのが排卵誘発剤であるクロミッド

排卵障害に有効な薬として一般的に使用されているものです。このお薬は卵巣や子宮に作用するのではありません。なんと脳に働きかけてホルモン分泌を調整させ、卵子を大きくさせるものなのです。何気なく処方されたものの、すごい薬だ…

さらに、生理を起こすために中容量ピル(プラノバール)も同時に処方されました。

 

 

 

プラノバールを飲むと◯日後に生理がきます。生理が来たらクロミッドを服用してください。」

「来月ご結婚なんですね。おめでとうございます。すぐに妊娠して何か困ることはありませんか?新婚旅行の予定はありますか?」

私は特に問題ありませんと答えました。

 

 

先生に言われた通り生理がきたので、それからクロミッドの服用を開始。

その後、1ヶ月も経たないうちに妊娠が発覚。なんと私は一周期で妊娠したのです。

まさかの展開に驚きと嬉しさと同時に、不安が襲ってきました。

 

★これまでも2ヶ月以上生理が来ないことが何度もあったが、そもそも私の卵巣に問題があるのではないか。

★薬をしばらく飲んでいると排卵の周期が整ってくると言われたが、一周期で無理やり排卵させた卵子は大丈夫なのか。

★受精したのは長い間育っていなかった古い卵子なのではないか。

 

 

これらを病院に確認したところ、卵子に問題がある場合は受精自体が起きない可能性が高い」ということで問題ないと言われましたが、やはり不安でした。

インターネットでも検索しまくりましたが、クロミッドを飲んで一周期で妊娠したという体験談はあまり見当たらず、そのリスクについて書かれているものもありません。

 

その後も流産するのではと悪い事ばかり考えてしまい、特に安定期まではマタニティライフを楽しむ余裕もなし。

今思えば、大丈夫と言われたのだからそれを信じてゆったりした気持ちで過ごせば良かった…

 

 

 

結果から言えば、その後私は無事に出産。

成長していく中で何か見つかる可能性もありますが、今のところは元気に育っています。

ただ臨月に入ってから羊水が少ないと言われて、最終的には陣痛促進剤を点滴しながらの出産になりました。このあたりはまた詳しくブログでも書いてみたいと思います。

 

 

というわけで、生理も来ない&排卵もしていない重い生理不順だった私が、

クロミッドを飲んで排卵を起こし、たった一度服用しただけで妊娠した体験談でした。

 

その時に排卵した卵子は問題がなければ妊娠に繋がりますし、それ以外でも何か原因があって流産することもありますが、一周期目だからといって古い・悪い卵子だとはいえないようです。

一方でクロミッドはお薬なので副作用が出る場合もあります。また、それは長く飲み続けることで重症化することもあるそうです。

 

 

 

妊娠するまでは、妊娠・出産は自然で原始的なものだという想いがどこかにありました。

ところが自分が体験してみると、妊娠も出産も薬に頼ったものになっていました。そして薬がいかに自分の体に強く働きかけるのかということも学びました。それでも、子どもを持てたという喜びは何よりも大きかったです。

 

もし、妊娠出産に際して薬を使うことや医療の介入に対して不安を持っている方がいらっしゃったら、お医者さんにしっかりと話を聞いてみてください。私は聞きたいことをいつもメモにまとめて病院に行きました。(その場の雰囲気に気圧されてすぐに忘れてしまうヘタレだからです…)

そして、自分がしっかりと納得できたら、勇気を持って医療の力とともに前に進んでほしいと思います。

 

 

 

最後に。

排卵障害は、まずは自分の体を整えることが大切だと言われています。

睡眠をたっぷりとって、ストレスをうまく発散すること。体を温めること。自分の体と向き合って、体が求めているものを知ることが改善に繋がるようです。

私も自分の体にある力をきちんと引き出せるようになりたいです!

 

 

興味を持たれた方はシェアお願いします。

今日はここまで。では!